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代表取締役社長 中村 繁夫
代表取締役社長
中村 繁夫

個人ブログ

 今年でAMJは新たな10年を迎えました。この激動の10年を越えてこられましたのも、ひとえに皆様のおかげであると感謝しております。

 2004年2月の設立当時、レアメタル・レアアースはまさにマイナーメタルでありましたが、携帯電話やハイブリッドカー向けの機能性材料をはじめ、レアメタルが大量に使われる時代を迎えることになりました。一方、資源供給国は資源ナショナリズムに目覚め、レアメタルの囲い込みがはじまりました。その結果、AMJの設立と時を同じくして、レアメタル資源戦争の時代に入ったといえます。私たちはレアメタル・レアアースの専門商社として、北京、上海、モスクワ、ウラジオストク、中央アジアのアルマータ、トロントに、供給拠点を新設し、対応してまいりました。
 また、リーマンショックに影響された大不況には、市況が暴落、国際需要は冷え込みました。尖閣諸島問題に端を発する中国のレアアース等輸出制限は、AMJひいては日本のものづくりにとっての大きな試練となりました。

 AMJは2007年に中国合弁会社を設立しました。また、2012年に北京、2013年にシンガポールに現地法人を設立いたしました。中国資源の安定確保体制を整えると同時に、中国資源に依存しない体制づくりを推進しております。また、中国やアセアンにシフトする日本企業を柔軟にサポートすることを目的としております。

 さて、これからの10年にむけての新たな挑戦として、以下の3点を経営の指針としております。
 第一点は強靭な企業体質の構築です。成長戦略実現のためには財務体質の強化が必須です。現在はいったん、資源ブームが後退しておりますが、2018年頃には資源問題が再燃する可能性があります。機動力のある投資を実現するためにもいち早く企業体質を強化することを経営方針の柱といたします。
 第二点は、レアメタル・レアアース分野の素材の扱いだけではなく、関連機器の輸出入や技術輸出に対応する新規部門を設立いたします。これまでEB炉やレアアース関連機器の取り扱いの経験を踏まえ、さらに関連プラントや設備機器の輸出入に注力してまいります。同時に、日本の強みであるR&D分野へ注力するとともに、レアメタルの素材分野の技術交流を推進していく所存です。
 最後にマネージメント体制の強化を推進いたします。レアメタル産業には紛争鉱物問題や各種コンプライアンス問題や環境負荷の増大といった根の深い問題があり、日本代表として適切に対応した組織運営・現場対応を心がけてまいります。

 社員とAMJのステークホルダーが一体となり、より一層力強い発展を目指したいと存じます。
次の10年の荒波に漕ぎ出す海賊船「AMJ」を、引き続き叱咤激励頂きたく宜しくお願い申し上げます。

代表取締役社長
中村繁夫

2014年4月吉日

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